Super Audio CD の Ripping (1) [VAIO]
「OTOTOY」(※1)や「e-onkyo music」(※2)でDSD配信が始まっている。
「OTOTOY」は、2009年8月からすでに配信をスタートさせており録音段階からDSD配信を前提とした音源を比較的安価に提供している。一方の「e-onkyo music」は、2011年5月20日に、既存の音源のDSD配信をスタートさせた。
※1:藤本健のDigital Audio Laboratory (AV Watch)
第430回:DSD楽曲配信を始めた「OTOTOY」が目指すもの
ミュージシャンを“ドキュメントとしてDSDで録る
※2:藤本健のDigital Audio Laboratory (AV Watch)
第463回:DSD配信を進める「e-onkyo music」の展望を聞く
DSDレコーディングのプロが語る、高音質配信の現状
さて上記記事、インタビュー中に面白いことが...
(以下、抜粋)
■ DSD楽曲が配信されるまで
(前半部分略...(笑))
黒澤:ハイレゾのデータを提供してもらえるレーベルはそれほど多くはないので、SACDから作ってしまおうというわけですね。当時はまだDRMフリーをはじめていなかったので、まず24bit/96kHzなどのPCMデータを生成した上で、DRMをつけてWMA Losslessに変換してリリースしていました。
――SACDからアナログで再生してPCMへ変換するというわけですよね。
藤田:いいえ、直接DSDデータを取り出し、それをPCMに変換するという方法を使いました。
――え? そんな方法があるのですか?
藤田:もちろん、一般には使えないものですが、業務用で抜き出すツールがあるので、これを用いてDSDのファイルとして抽出した後、私の手元にあるDSDに対応しているDAWであるPyramixなどを用いて24bit/96kHzのPCM変換しておりました。
(抜粋 了)
コイツは、なんとか一般向けに抜き出すツールを用意してもらいたい。
...というのも既存のSuper Audio CD UserにPCでの再生環境を用意せず、もう一度、DSDファイルとして音源を再度購入させるのは...如何なものだろう??
さてどうしたものか...といったところで次回に続きます。
コメント 0